腸内運動

葉酸で腸内運動を活発に

葉酸はビタミンのひとつで、赤血球を作って血液に乗せて酸素を運ぶ役目があることから、貧血予防や血管の老化を進めてしまう物質を減らすという効果もみられます。
そして細胞の分裂などにもかかわっている重要な物質です。

葉酸にはさまざまな役割があります。
人間の設計図とも言えるDNAが含まれている、細胞の核酸という部分の形成や細胞分裂に必要なたんぱく質にとって必要な物質のため、必須ビタミンのひとつとされています。
さらに妊娠のもっとも初めの時期に必要な栄養素であることから、妊婦の方にはサプリなどで積極的に摂ることを強く推奨されている栄養素です。

そして葉酸は腸の運動を正常に行うことを促すはたらきがあることでも知られています。
人間の腸は問題のない状態ですと、ぜんどう(蠕動)運動と呼ばれる独特の動きをして食べ物をどんどん送っていきます。
腸の中には消化器壁と呼ばれる部分がひだ状になっています。
食べ物はまず胃に入り消化を行った後に腸に送られます。
腸内では筋肉を伸び縮みさせるぜんどう運動を繰り返して行うことで、胃から送られてきた食べ物をさらに細かく砕きながら栄養を吸収していき次の十二指腸へ送っていきます。
しかし腸の状態が良くない時には、ぜんどう運動がうまく行われず便秘になってしまうのです。

葉酸を摂取することで、主な役割である細胞の分裂の促進や、血行を良くして血液の循環を良くすることによって、便秘が解消されると言われています。
腸の環境が良くなり、腸内運動が正常に行われるようになると、新陳代謝が良くなりますので、肌のうるおいなどにもつながってきます。
便秘でお悩みの方は葉酸を摂るようにこころがけましょう。

葉酸は菜花や高菜といった緑色の葉の野菜に主に含まれていますが、果物やレバーや豆類などにも含まれています。
足りないと感じている場合には葉酸のサプリで摂取することもできますが、1日の適正な摂取量を守って摂取するようにしましょう。