腸内運動

葉酸は加熱に弱い

葉酸は必須ビタミンのひとつで、水溶性ビタミンとして分類されています。
水溶性ということは水に溶けるという性質があります。
摂りすぎてしまっても尿になって体外に排出されます。
また水溶性ビタミンには過熱に弱いという特徴もあります。

葉酸には貧血を防いだり便秘を改善したり動脈硬化を防ぐなど、身体にとって良い効果がたくさんあることが良く知られるようになってきました。
テレビや雑誌などでも取り上げられることが多くなったことから、葉酸が含まれている食べ物をたくさん食べて摂取しようと考える方も多いと思います。

しかし水溶性ビタミンですので多く含まれてるとされている食べ物を水で洗ったり熱を加えたり茹でるなどして、ごく普通に調理をしているうちに栄養が溶け出してしまいます。
そのためたくさん食べてたとしても期待した通りに葉酸が摂取できていないということが起こってしまいます。
例えば野菜を茹でることで葉酸が半分ほどが失われてしまうという報告もありますし、体内に摂取できた分も半分ほどしか吸収されず効果的な働きが行われないともされています。

そのことから1日に必要であるとされている量の200μ(マイクロ)グラムを摂取するためには、たとえばゆでたほうれん草で換算すると6株も食べなければいけないとされているのです。
妊婦さんなどは1日に400μグラムの接種を推奨されているので、すべて茹でた野菜などで補うのは大変です。
調理方法や食べる方法などに工夫をすることで溶けてしまう葉酸を効率よく摂取することができるようになります。
もっとも簡単なのは生で食べるという方法です。
たとえばいちごやオレンジなどの果物には葉酸が多く含まれている上に熱を加えなくても簡単に食べることができます。

また味噌汁やスープなどに野菜をたくさん入れて溶け出している水分と一緒に食べる方法も効果的です。
吸収されやすい合成サプリなどと併用して摂取するように心がけましょう。